頭痛

頭痛の原因

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『頭痛』には痛みを抑える対症療法だけでよい頭痛(機能性頭痛)と、原因を突き止めてその治療を行う必要がある頭痛(症候性頭痛)があります。 対症療法でよい頭痛には、寝すぎや二日酔いから緊張型頭痛や片頭痛(偏頭痛)などの慢性頭痛の場合があります。原因を突き止めて治療を行わなければならない頭痛には、脳腫瘍や脳内出血などの深刻な疾患である可能性があります。 自分に当てはまる頭痛が難なのか、その症状や原因、その見分け方までをご説明します。

生活習慣と関係した頭痛

冷たい物を食べた時に起きる頭痛

口内の冷たさが強すぎるため、中枢神経を通じて脳が混乱して起きるとも考えられています。病的な頭痛ではないことがほとんどなので、心配いりません。

空腹(低血糖)による頭痛

空腹時に必ずしも低血糖状態になるとは限りませんが、低血糖は頭痛(特に片頭痛)を誘発しやすくなります。

飲酒による頭痛

二日酔いとも関連しますが、飲酒による血管の拡張と酔いが醒めた時の血管の収縮が片頭痛を誘発すると考えられています。

寝不足、寝過ぎによる頭痛

寝不足はストレスが残っている状態のため、ストレスと関係が強い緊張型頭痛の原因となります。反対に寝すぎによる頭痛は体のストレスが減った状態となり、緊張型頭痛ではなく片頭痛を誘発することがあります。

入浴による頭痛

入浴することで血行が大きく変化します。身体の筋肉の緊張が減少するため、筋緊張型の頭痛は入浴で軽減することもあります。一方で片頭痛の場合は、血行変化によって症状が重くなることもあるようです。

頭痛薬による頭痛

市販の頭痛薬を長期間常用している場合、まれに起きるのが薬剤性誘発性頭痛。薬の効果が落ちると頭痛が起き、より効果の強いものを服薬しなければならなくなる悪循環に。長期間薬に頼るほどの頭痛に悩まされている場合は、医師の診断を受けることが必要です。

 

片頭痛

頭の片側にズキンズキンと脈打つように痛むのが特徴。女性に多く、慢性的に繰り返す頭痛です。原因は、季節の変わり目などの温度変化、女性ホルモンの変動、ストレスから解放されたときの緊張緩和などが考えられます。

 

緊張型頭痛

ストレスによって頭をとり巻く筋肉が緊張して収縮し、痛みが起こる頭痛。締め付けられるような痛みが現れ、数日ダラダラとその痛みが続くことがあります。男女を問わず、幅広い年齢層にみられる頭痛です。原因は、身体的なストレスによる頭部の筋肉の疲れ、精神的なストレスによる頭部の筋肉の緊張などがあります。

 

群発頭痛

短時間、「目がえぐられるような」「目の奥が針で刺されるような」と表現する強い痛みや、目の充血や涙などの症状があらわれる頭痛。原因は色んな説がありますが、未だはっきりしていないようです。20~30代の男性に多くみられる慢性的に繰り返す頭痛のひとつです。

 

原因を突き止めてその治療を行う必要がある頭痛(症候性頭痛)

頭痛を経験したことがない人はほとんどいないはず。頭痛が頻繁に起こり治療を受けようと考えている人は、症状が起きたタイミングで自分の頭痛の特徴を把握して、医療機関に行ったときに正しく伝えましょう。自分にとってよくあるレベルの痛みなら、症状自体は辛くても緊急性は低いことが多いので、心配し過ぎることはないでしょう。
各個人の経験で頭痛の強さや感じ方、痛みの続き方などそれぞれ個人差はあります。が、それまでに体験した頭痛と一致しない場合、慢性頭痛を始め、速やかに医療機関を受診すべき深刻な頭痛が含まれます。「頭が痛い」と思ったら、まずはこれまでにもあった痛みか、今までに経験したことのない痛みかを判断しましょう。過去に経験のない頭痛の場合は、医療機関で受診する必要があります。例えば、「発熱、吐き気、意識障害を伴う頭痛」「目の痛みを伴う頭痛」「吐き気を伴う激しい頭痛」などがあります。こう言った症状がある場合は、速やかに医療機関で精密検査を受けましょう。

 

頭痛の治療法

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『頭痛』には痛みを抑える対症療法だけでよい頭痛と、原因を突き止めてその治療を行う必要がある頭痛があり、対症療法で改善できる頭痛(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛など)は、当院で治療が行えます。

片頭痛の鍼灸治療

鍼は局部の血管拡張収縮機能に対して双方向性の調節作用があり、痙攣した血管を拡張するだけでなく、拡張しすぎた血管も収縮させることで、片頭痛を速やかに緩和させます。鍼をする場所は首の後ろや横の部分です。

緊張型頭痛の鍼灸治療

緊張型頭痛の方は、ほとんどの場合が首や肩のこりを併発しています。後頚部の凝った筋肉が神経を締め付けやすくここを鍼で緩めてやれば上部の後も頭も症状を取ることができます。
成人で3~4cm程の深さに神経が通っているので、体表からマッサージしても、なかなかほぐれず症状は治まっても再発しやすいです。鍼治療は凝り固まっている、緊張性頭痛の原因となっている所に、直接アプローチするので断然効果的です。

群発頭痛

鍼灸治療の方法は、どの頭痛も首や筋肉のコリ感や痛みを訴えている場合がほとんどですので、緊張型頭痛や片頭痛とあまり変わりありません。群発頭痛も同じように首の筋肉、特に頭に近い上部の筋の緊張を取ります。